菅総理大臣に携帯料金値下げより
優先してほしいことがあります

それは、固定電話のナンバーディスプレイを
オプションの別料金ではなく、
標準の機能として無料にしてほしいのです。

これは、単に４００円がもったいない
ということではありません。

私は、もう２０年も前から、家の固定電話は
２４時間の留守電設定です。
さらに、留守電を効果的にするために
ナンバーディスプレイを契約しています。

なんのためかというと、
振り込め詐欺や迷惑電話防止のためです。

誰からの電話であるか電話にでるまえに確認して、
心当たりのない電話にはでない。
本当に連絡の必要な人なら、留守電のメッセージを残します。

携帯電話やスマホでは当たり前の設定です。

しかし固定電話では、留守電とナンバーディスプレイが必要です。

振り込め詐欺については、その防止対策には苦慮しています。
しかし、なんといってもその電話にでなければ、
絶対に被害にあいません。
まさに、振り込め詐欺防止の決定策だと思います。

さらに、振り込め詐欺だけでなく、
怪しげな投資勧誘や押しつけ営業も防止できます。

しかし、ナンバーディスプレイ契約が
別契約のオプションとなっていることから、
なかなか、このような設定が普及しません。

固定電話は、アナログのメタル回線からスタートしました。
ですから、デジタルの部分については、
オプションとするという料金設定は理解できます。
これまで、幾度なく電話会社に問い合わせました。

しかし、もはやアナログの契約やアナログの電話機は
少数だと思います。

もし、ナンバーディスプレイを無料の標準とすると
アナログの人から不公平でと言われる
という理屈だと思いますが。

しかし、理由をしっかり説明すれば、
むしろ、その取り組み姿勢が理解され
評価されるのではありませんか。

どうしても、アナログとデジタルとで料金を区別しなければ
ならないのであれば、デジタルを標準として
アナログの人は、ナンバーディスプレイ分を割り引く
というのはどうでしょう。

とにかく、ナンバーディスプレイは
振り込め詐欺の決定的な決め手となるにも関わらず、
オプション契約とする料金設定のため
その普及を妨げています。

警察は、振り込め先防止のために、
多くの予算を投入しています。
電話会社が、ナンバーディスプレイ分の減収を嫌がるなら
その分、対策費で補ってはどうでしょうか。

行政の縦割りを取り払って、
警察が振り込め詐欺防止のために
総務省を通じて、電話会社に協力を依頼する。

そんな、展開もあるといいです。

とにかく、シンプルに考えてください。
知らない電話にでなければ、詐欺にはひっかかりません。
そのためには、ナンバーディスプレイは必須です。