令和を30年生きるためのブログ トリプルスリーを目指して

昭和を30年、平成を30年生きた。 そして、令和を30年生き抜いて トリプルスリーを達成しようと思う。。

さて、楽天のどうするのか

大手3社のプランが出そろいました。
楽天としては、このままというわけにはいかないでしょう。


現時点で私が想定する対抗策は次の4つ
しかし、どれも厳しい内容です。


1.無料期間の延長
1年無料を延長するというもの。
そうなると、既契約者は、1年間無料で使えて
さらに無料期間が延長。
しかし、300万名達成したことにより
新規の契約者は有料
ということになれば、誰も新規契約をしなくなります。


既契約者の流出は防げますが、
新規契約の抑制になります。


なので、1年無慮を延長するとすれば、
新規の無料受付も300万名に達しても
終了せずに続けることになります。


その結果、2021年も料金収入はないことになります。



2.料金2980円の値下げ
2980円を値下げすることは十分にありえます。
しかし、auのPOVOの料金設定がやっかいです。
実質的は2980円ですが、表面的は2480円としました。
そうなると、同じ2480円への値下げでは
楽天のほう安いとは感じません。
つまり、1980円にしないと
値下げというインパクトはありません。


大手3社は料金の高いプランがありますので、
そこでトータルで利益をだせるかもしれません。
ワンプランの楽天は、1980円で採算が合うのでしょうか。


簡単に計算してみましょう。


想定料金2980円に
損益分岐点の契約者数700万をかけてみます。


2980円 ✖ 700 = 2086000


では、この2086000を
新料金の1980で割ってみます。


2086000 ÷ 1980 = 1053


つまり、料金を1980円に値下げすると、
損益分岐点となる契約者数は、1053万になります。


実際には、こんな単純な計算ではないでしょうが、
値下げによって、損益分岐点が上がるということは
誰にでもわかることです。


おそらく、楽天としては、初年度に300万
2年目には、700万達成を想定し、
赤字も2年くらいなら耐えられるとしていたのでは


しかし、仮に1000万というのであれば、
いつ達成できるのか、
そもそも達成する可能性はあるのか
そう思える数字です。



3.楽天ポイントクラブ会員への割引
楽天ポイントクラブには、会員ランクがあります。
その会員ランクに応じて、
料金を割引するというものです。


例えば、
ダイヤモンド会員には、1000円引きで1980円
プラチナ会員には、500円引きで2480円
という感じです。


ただ、楽天はこれまで他社の複雑な
割引プランを批判してきました。
そのため、UN-LIMITは
複雑な条件のないシンプルなワンプラン、
ワンプライスとしてきました。
他社を批判してきた手前、
割引制度の導入は難しいと思います。



4.格安プランの投入
楽天の契約者が伸び悩む想定外の要因として、
旧楽天からの移行がすすまないことがあります。
旧楽天契約者の受け皿として、
3G程度の格安プランを導入するというものです。
UQが新たに発表したくりこしプランSは、
通話プランがオプションとはいえ、1480円です。
そうなると、同等の内容であっても、
より安いと訴求するためには、980円くらいの
料金設定が必要になります。


ただ、格安プランの導入は、上記3と同様に
自ら宣言したワンプランを否定することになります。


ですから、3.4の実現はかなり難しいです。



もし、3.4をやってくるようであれば、
楽天はなりふり構っていられない
相当に厳しい状況だということになります。

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