老齢年金の経過的加算につて
引き続き年金のネタです。
国民年金は、いろいろと例外規定もあるものの、
基本的には意外とシンプルは仕組みである。
特に、受給金額の算定は、
フルペンション減額方式といって、
満額の支給額に加入期間の割合を
乗じたものとなる。
必要な加入期間は、20歳から60階までの40年間
つまり、40年加入すると満額もらえる。
加入期間が20年なら、20年/40年で2分の1
つまり、満額の半額が支給される。
僕は、20歳から22歳の間、学生であった。
その間の2年は、年金保険料を納めるていない。
60歳以降も厚生年金に加入していると
その2年分の年金保険料を納めることはできない。
したがって、その2年分は満額から控除される。
どうやっても、満額受け取ることはできない。
ちょっと、悔しいですね。
しかし、厚生年金には、
経過的加算という仕組みがあって、
国民年金の満額に足らない金額を埋めてくれるのである。
この、経過的加算を金額等で
具体的に説明するのは、僕の知識では困難である。
ただ、意味合いとしては、
国民年金の満額に足らない金額を加算してくれる
という理解でいいと思う。
60歳以上でも厚生年金に加入して、
厚生年金保険料を納めるのはそれなりの価値はあります。
特に、僕が感じるのは、
収める保険料と受け取る年金額を比べた損得よりも
厚生年金の被保険者であること(身分)
の意義のほうが重要だと思う。