ＮＴＴがドコモの株式を取得して、
完全子会社化するということです。

ＮＴＴの大株主は政府です。
ということは、携帯料金の値下げも
現実味を帯びてきます。

それよりも、ドコモ子会社化の狙いというのは、
やはり単に携帯事業というより
金融分野との連携を強化した
真の社会のデジタルインフラとしての
展開を進めていこうということだと思います。

楽天は、楽天カード、楽天銀行、楽天証券を
楽天ポイントで連携させて成功しています。
せっかくの楽天経済圏がそれなりに出来上がっています。
ここに、携帯を絡ませようということです。

ＮＴＴもＫＤＤＩもソフトバンクもみな狙いは同じです。

ＮＴＴには、明確に連携した銀行、証券がありません。
手を組む相手は限られています。

銀行は、みずほ銀行
証券は、マネックス証券
というのが現実的です。

これまでも、なかなか実現していないのは、
やはり、なにかしらのしがらみや
事情があるのでしょう。

しかし、この連携にドコモではなく
ＮＴＴとして交渉するのであれば
実現の可能性は高まるものと推測します。

ＮＴＴを本気にさせてしまった
楽天はピンチかもしれません。