またもや、ネガティブキャンペーン記事が
マイナポイントに関する記事で
目に留まったものがあります。
こちらの記事です。
みなさんは、これを読んでどうお感じになりますか。
たまたま、希望するクレジットカード会社が、
〈パソコン・支援端末からの手続きは準備中〉で
できなかったということだけですよね。
対応や結論は、しっかり書いてあります。
「私が利用しているクレジットカード会社がパソコンから申請できるようになったら、紐付けしてみたいと思います」
そうです、これだけのことです。
マイナポイント事業については、その事業内容について、
参加希望事業者に対して、スケジュールや仕様が示されて
事業者の募集となっているはずです。
ですから、パソコン・支援端末からの手続きを
用意しなくてもよいなんてことにならないはずです。
なんらかの事情で準備が遅れていると考えるのが自然です。
要は事業者に、「いつ頃準備が整いますか」と
確認すればよいだけのことです。
この記事では、結末が示されていませんが、
もしかすると、すでに準備中は解消されているかもしれません。
しかし、この記事では、
「パソコンから登録できる決済サービスが限られているとは知りませんでした。スマートフォンと共通ではないなんて……」
という結論になっています。
たまたま、準備が整わない事業者があることは
残念で問題ですが、決してマイナポイントの事業全体の
問題とは思えません。
しかし、この記事を読んだ人は、
やっぱりマイナポイントは面倒だ
という印象をもつでしょう。
私が、もっと疑問に思うのは、フリーライターというのは、
人々の話をそのまま文章にするだけの仕事でしょうか。
裏付けや取材ということはしないのでしょか。
つまり、
パソコン・支援端末からの手続きは準備中
について、吉田さん自身が事業者に確認すれば、
その理由や原因が判明し、問題の本質が明らかになります。
決して、評論家のように業界の内部事情を
取材しろというのではありません。
たとえ、フリーライターだとしても、
生業として原稿料を受け取っているはずです。
少なくとも、人から聞いたことが事実であるのか
その裏付けだけは最低限すべきであると思います。
決して、個人を攻撃したり誹謗中傷つもりはありません。
問題は、記事の内容です。
しかし、それが同じ人が書いているとなると
個人に問題があるのかと思ってしまいます。
そうやら、ネガティブな記事のほうが
一般受けするようです。
しかし、自分の書いた記事によって、
世間にミスリードをしてるかもしれない
という気持ちにはならないのでしょうか
17;00 追記
この記事をよく読むと、高橋さんの出来事は
7月1日のマイナポイントの受付開始日
当日のことのようです。
となると、やはり、そのクレジットカード事業者の
PCでの受付対応が、マイナポイントのスケジュールに
間に合わなかったということでしょう。
おそらく、現在は、解消されている可能性が高いです。
「パソコンから登録できる決済サービスが限られているとは知りませんでした。スマートフォンと共通ではないなんて……」
という記述は、明らかに作為的なものを感じます。
表現の仕方はともかく、事実と異なることは
絶対に書いてはならないと思います。