楽天の現状
楽天の現状についての記事です。
楽天は、今年中(今年度ではありません)に
300万人を目標としていました。
しかし、11月末で179万人です。
これは、契約者数ではなく、申し込み数です。
契約者数でいえば、9月で114万件です。
シェアは0.6%です。
1年間無料などの大キャンペーンをしての結果です。
来年の春からは、ドコモやソフトバンクなども
対抗値下げをしてきます。
楽天を取りまく状況はさらに厳しくなります。
素人目に見ても厳しい数字と思いませんか。
1年間無料の扱いも悩ましいですね。
収益面からすれば、1日でも早くやめたい。
しかし、契約者獲得面からみれば、やめればもっと伸び悩む。
300万人に達する前にやめてしまうと
宣言と違うととられそうです。
しかし、1年経っていつまでもやっていると、
なんだか契約者が伸びていないと
自ら宣伝しているようですし
それよりさらに深刻なのは、そもそもモバイルビジネスの
損益分岐点は、契約者700万なのです。
これは、楽天自身が明言しています。
179万件の4倍です。
114万件なら6倍です
とても、達成できるとは思えません。
私が楽天の危機を感じるのはこの数字からです。
この記事は、基地局建設にてこずったなどは、
私と同じ観点ですが、楽天が安泰だという結論です。
前提が全く崩れているのに楽天が安泰であるとは。
まったく、不思議な記事です。