マイナンバーカードはそんなに問題ですが
テレビでおなじみの経済ジャーナリストの
荻原博子さんがマイナポイント の落とし穴
として 言及されています
しかし内容はマイナポイントそのものより
マイナンバーカードについての見解でした
指摘しているのは、
①なぜコロナ禍のなかで今この時期なのか
②マイナンバーカードを作るのはかなり面倒
③マイナンバーカードには有効期限がある
④マイナンバーカードのセキュリティ面に不安がある
結論として、私はマイナンバーカードを作らない
といっています。
指摘について反論します。
①マイナポイント事業は、キャッスレス決済還元事業が
6月で終了するので、その後継策として
かなり前から計画されていました
マイナポイント事業やマイナンバーカードの発行については、
コロナ禍であっても、感染拡大などに影響はないと思います
カード発行もキャッシュレス決済の利用も
通常の生活の中で行われます。
スケジュール的にも予約期間として
7・8月の2か月ありました。
さらに、開始となる9月以降になってから、
登録申請しても全く問題ありません。
②マイナンバーカードの作成には、
証明書類用の写真を添付して
申込書類を郵送するだけです。
かなり、面倒というのはどういう意味でしょうか
③写真付きのIDカードのはどうしても有効期限は必要です。
ですから、期限更新や住所変更などの
内容の更新が適切に行われる仕組み作りが必要です。
この点については私も以前に
運転免許証との統合を提案しています
④セキュリティ面の不安については、
具体的に何が問題なのかよくわかりません。
なんとなく不安だということでしょうか。
私も安心とは思えません。
オンラインで各種サービスを使う場合には、
常に付きまとう不安です。
そもそも、マインバーカードというのは、
国民一人一人に採番されたマイナンバー(個人番号)を
証明する書類として発行するプラスチックカードです。
したがって、マイナンバーカードの発行の有無に関わらず、
マイナンバー制度というのは既に機能しています。
マイナンバーカードがあれば、
各種行政サービスの提供がスムーズになります
荻原さんの主張では、マイナンバーカードの作成には、
何となく不安だからという理由以外には
具体的な問題はよくわかりません。
個人的な考えは、いくらでもどんな意見でもOKです。
しかし、荻原さんのような立場の人は、
一般の人々をリードする立場にあります。
特に経済ジャーナリストというより、
生活経済の専門家ですよね
マイナンバー制度そのものへの批判ならわかります。
しかし、今回はマイナンバーカードの発行についてです。
具体来な問題点もないままマイナンバーカードの発行を
抑制するような意見はどうかと思います。
私であれば、こういいます。
マイナンバー制度は、既に始まっています。
マイナポイントの利用の有無に関わらず、
今、この機会にマイナンバーカードを作成しては如何ですか。
そうすれば、いざというときに慌てずにすみます。